エイジングケアプラセンタ療法
プラセンタは疲労回復のドリンク剤や化粧品にも含まれています。
もともとは喘息の治療薬として古くからあったものですが、最近では皮膚の衰えに有効である点が注目され、お肌の若返りや美白の目的でよく使われるようになりました。プラセンタ治療には大きく2つの方法があります。
プラセンタの抽出エキスを1回2アンプル皮下注射します。通常、週1回を目安に注射されるのが効果的です。初回のみ予約が必要になりますが、2回目より予約は不要です。
プラセンタ原液化粧品を顔に塗り、電気を流してイオン化させたものを直接肌から採り込みます。通常の美顔術よりも効果的に「シミ」「シワ」「たるみ」を改善します。
プラセンタのQ&A
- 話題のプラセンタって一体どんなもの?
- プラセンタとは『胎盤』のことで、胎児の発育に必要不可欠なものです。母親の体内で1個の受精卵をわずか10カ月の間に、約3kgまでに育てあげるという驚異的な働きを持つ組織です。多種多彩な栄養素や生理活性物質が含まれるプラセンタは、肌の若返り、老化防止、疲労回復など美容から医療まで様々なお悩みに効果を発揮します。プラセンタ療法には注射、内服、イオン導入、美容液等があります。
- プラセンタ治療の歴史について教えてください・・・
- 本文では、もともと喘息の治療薬と紹介しましたが、プラセンタへの着目の歴史はさらに古く、秦の始皇帝は『不老長寿の媚薬』として用いていたという記録も残っており、西洋においては、クレオパトラやマリーアントワネットも美容や若返りにプラセンタを使用したと言われています。近代治療の現場においては、ソ連邦の医学者フィラートフが「生体組織(細胞)は、その生活をおびやかすような外的因子の作用する時、組織の中には、生物学的過程を刺激する物質〈生物原刺激素〉が産生される」という仮設を立て、1933年、『組織療法』に胎盤製剤を使用しました。日本では40年以上の歴史を持つ治療法です。
- プラセンタ治療はどんな症状に効果的なのでしょうか?
- シミ、ソバカス、シワ、たるみ、くすみ、ニキビ、肌荒れ、疲労、肩凝り、腰痛、更年期障害、生理不順などの婦人病、アトピー性皮膚炎、肝臓疾患などです。
*プラセンタ注射の注意点
日本赤十字社が一般の人から献血を受ける際、「貧血がある」「妊娠中、授乳中の女性」「心臓病や喘息をもっている」などの人には献血をお断りするというルールがありますが、プラセンタ注射など胎盤エキスを注射したことがある場合も献血を受けることができないことになっています。プラセンタ注射自体に問題があるわけではないのですが、献血によって輸血製剤、血液製剤を作る際には厳重な過程があるため、このようなルールになっています。
プラセンタ注射部位に、体質により発赤や腫れ等の症状が出ることがあります。
プラセンタ注射 | 1回 2アンプル 2,750円(税込) |
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プラセンタイオン導入 | 1回 3,300円(税込) |
プラセンタ注射薬は、厚生労働省より生物製剤の指定を受けています。
プラセンタ薬の注射を受けている方は献血を控える必要があります。